蓮見氏は今後に期待できる司法修習生
30歳になる蓮見氏は札幌出身で、地元の私立高校を卒業したあと、大学進学のために上京しました。大学は法学部に通っており、法律とは何か、六法についてなどを学んだ経験があります。元々は法律に関して勉強して就職や就職後の仕事に活かしていきたいと考えていましたが、大学で基礎を学ぶうちに法律そのものに興味を持つようになりました。
そんな蓮見氏は経営に関する交流会で出会ったとある経営者から「敬天愛人」という言葉を聞き、その言葉に興味を持つようになりました。この言葉は明治維新の立役者としても知られる西郷隆盛が残した言葉であり、敬天には天を敬うという意味が、愛人には人を愛するという意味があります。天という言葉の一つの捉え方として真理を掲げた蓮見氏は、身につけた法律の知識を今後に活かしていきたいと考え、より一層勉強に力を入れました。
敬天愛人という言葉と出会ったあとの蓮見氏は、進路について2つの方向性を打ち出します。一つは経営者となる道、そしてもう一つは法律家となる道です。自分の進むべき道を決めるために大学で開催される交流会などにも積極的に参加し、様々な人の意見を聞くように心がけました。話を聞かせていただいていた経営者の中には同じく敬天愛人という言葉を座右の銘としている方もおり、蓮見氏の糧ともなりました。
充実した大学生活を経験し、蓮見氏は在学中に法律に関してさらなる勉強をすることに決めます。裁判官や検察官、弁護士などの道を目指す場合には司法試験を受験し合格する必要があるため、試験の勉強を行いました。出身が札幌ということもあり実家からは仕送りを受けていましたが、日々の生活費はアルバイトなどで稼ぐ必要もあったため、勉強とアルバイトを両立することは非常に難しく、大学院に行くことは断念しまずは予備試験から受験することを決めました。
司法試験は国内でも難関の試験であるものの、結果として蓮見氏は30歳の手前になって司法試験に合格することができました。現在は司法修習を受けていますが、法律を勉強するからには人の役に立てる仕事をしたいという気持ちで件名に勉強を進めています。敬天愛人という言葉の考えに基づいた人間になりたいと、蓮見氏は現在も勉強を続けています。真理に則って人と接すること、敬天愛人という言葉を胸に、様々な事例に柔軟に対応できるよう知識を深めることに力を入れています。司法修習を終えたあとの進路も含め、今後の活躍が期待されます。
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